承認待ちの影響は、一つの「損失額」にまとめる前に、何が遅れたかを分けて確認します。次の観点で記録します。
- 申請者や承認者が確認・催促に使った時間は工数
- 発注できなかった期間は納期
- 設備部品や外注の手配が止まった期間は調達
- 故障対応の開始が遅れた時間は設備影響
同じ三日間でも、定型購入の発注待ちと、停止中の設備修繕では意味が違います。売上に直接換算できない案件もあるため、無理に推定額を置くと説明の信頼性を落とします。まず申請の状態、承認待ちの期間、次に実行できなかった作業をつなぎ、影響の種類ごとに測れる項目を決めます。
金額は最後に代表案件へ補足し、全体の傾向は工数、日数、停止時間で示す方が実態に沿います。
工程表や発注記録と照合し、承認待ち以外の要因が混ざる案件は推定値として分けます。金額化できない影響も、事実として確認できた日数や時間を残せば、継続して比較できます。
影響の種類ごとに、確認に使う記録の出所も併記します。