自動外観検査の構成は、照らす、撮る、処理する、判定する、記録する、排除する、という機能で整理すると担当範囲を確認しやすくなります。確認の終点は、判定後の製品の扱いです。画像と現物の対応が曖昧なままでは、欠陥を見つけても正しい製品を隔離できたか判断できません。
照明は欠陥と背景の明暗差を作り、レンズとカメラは検査面を画像に収めます。画像処理では、位置補正やノイズの低減などの前処理を行い、特徴を取り出したり、学習済みモデルで推論したりします。その出力を良否基準やしきい値に照らして判定し、結果を記録や排除に使います。
搬送・制御機器には、判定した製品を次工程へ送るか、隔離するかを伝える役割があります。
六つの機能は、6台の装置を買うという意味ではありません。撮像と演算を一体化した機器もあれば、複数台のカメラで一つの製品を検査する構成もあります。見積書では機器名だけでなく、誰が各機能を受け持ち、何を受け取って何を返すのかを確認します。