ここでは光学式の外観検査を対象に、2Dと3Dを良否判定に必要な情報から選びます。2Dは平面画像の色・明暗・輪郭を使い、3Dは高さや立体形状の情報を使います。色ムラや印字の状態を見たいのか、凹みの深さや部品の段差を測りたいのかで、候補が変わります。3Dが常に上位の方式という関係ではありません。
例えば傷でも、周囲との明暗差が安定して現れれば、2D画像から異常を見つけられる場合があります。一方、深さの許容値で合否を決めるなら、傷が見えるだけでは足りません。高さの基準となる面を定め、必要な深さを測れるか確かめます。同じ欠陥名でも、見た目の違いを見つける目的と、寸法を測る目的は分けてください。
まず品質保証と設備選定の担当者が、検査基準書のどの条件を自動判定したいか照合しましょう。凹みを見つけたいという要望なら、見た目の許容限度で決めるのか、深さを数値で判定するのかを書き分けます。この確認がないままカメラを決めると、画像は取得できても必要な合否判断に使えないおそれがあります。