営業が在庫表の数を見て納期を回答したら、その在庫は来週の製造指図に引き当て済みだった。棚にある部材を投入しようとしたら、品質保留や受入検査待ちで使えなかった。在庫表の数と、今日出荷や投入に使える数が違うと、こうした行き違いが起きます。
複数の製品で共用する部品は、使う予定を先に確保しないと、別の製品へ払い出した後で不足に気付くおそれがあります。営業が受注に使える数と、製造が工程内で使える数は、対象範囲が違います。払い出した材料や予約済みの数量をどちらに含めるか、部門間で揃えましょう。
この記事では、実在庫から、使い道が決まった在庫と使ってはいけない在庫を除いた、今日の時点で出荷や投入に使える数を利用可能在庫と呼びます。社内やシステムでは有効在庫や引当可能在庫と呼ぶこともあり、入出庫の予定を加えた見込みの数と混ざりやすい呼び方です。
画面の数が何を差し引いているかを確かめ、計算式と、状態を誰がいつ更新するかを決めることを勧めます。